月と焔の物語
キャラメッセージ 3
□守りたい
■ハイエスウィルト・ドラグーン 過去・番外編 炎の鎖
自分に守れるものなどあるのだろうか。
懸命になりすぎて何も見えていなかった俺に守ることができるのだろうか。
それでも決めた。
全てを守ろうとするから何一つ守れない。
だったら他を犠牲にしてでもそれだけは守ろうって。
傷つくことは怖いけれど、それでも前に進まなくてはいけないんだ。
だから俺は振り返らない。自分の気持ちを貫くために。
■サヴィーネ・アトゥース 過去・番外編 炎の鎖
自分のことよりも優先させなくてはいけないことがある。
自分のことばかり気にしているといつの間にかあいつは傷ついてしまっているから。
そんな痛々しい姿は見ていられない。
俺の何が役に立つかはわからないけれどそれでも傍にいればそれだけでも心強く感じるのではないだろうか。
何も言わない。何も聞かない。
だからお互いに守って守られる関係が続くのだろう。
俺はそう信じたい。
■リュークエルト・ドラグーン
俺の全身全霊をかけて君を守る。
そう言ったら君は怒るかもしれないけれど自分のことより君が大切だから。
ああ。また怒らせてしまうかな。
でも、本当に何にも代えがたいものだから必ず君を守ってみせるよ。
■ヴァルアス・ヴォルフガング
俺の言葉に嘘はない。
えっ?それこそ嘘だって?
いいや、嘘じゃないさ。おまえに関することだけは。
まあたまにごまかすことはあるけどな。
でもおまえを守る、守りたいってことだけは俺が心に誓っていることだ。
だから信じて欲しい。おまえを何からも守るってことを。
■ルティ・フェニキア
失うことはこわくない。
僕に残っているのは絶望だけだから。
生きていることが不思議なほど毎日を無気力に過ごしていた。
自分自身でさえ守りたいなどと思っていなかった。
それなのにそんな僕にいつからだろう。
不安な気持ちに押しつぶされそうなほど心に痛みが走るようになったのは。
そしてそれを上回る気持ちが僕を自然と一つの方向へと向けるようになった。
おまえを守りたい。そんな気持ちを。
■サーシェス・サンフィールド
何かを守るなどと思ったことは一度もなかった。
常に守っていたものは自分だけ。己さえ守っていればそれでよかった。
理解できなかったはずなのに。
それなのにこの湧いてきた気持ちは何なのか。
他の何ものにも変えがたくなった。
おまえを守りたい。ただそれだけ。
■イグニス・アトゥース リュークエルト編
絶対に変えられなかったもの。それを振り切って覆してでも貫きたかった。
いつのまにそんな気持ちになっていたかわからない。
それはあまりに自然に心に溶け込んできたから。
たとえあなたが拒んだとしてももう遅いです。元に戻すことはできないでしょう。
でも私は後悔していません。あなたを守ることができるのだから。
■レイス・ダルト ルティ編
ずっと心に決めていたんだ。
たとえ俺達が遠く離れたとしても繋がりだけは絶つことはしないって。
俺だけはおまえをわかっていたい。それは俺の支えにもなるのだから。
守っているようで逆に守られてきた。
おまえがいたから今の俺があるっていってもいい。
だからおまえに大切な存在ができたとしてもおまえが必要としてくれるのなら
いつまでもおまえを守らせてくれ。
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