月と焔の物語
 キャラメッセージ 1 



□ひとり 

 ■イグニス・アトゥース   リュークエルト編 


  いつからかひとりになっていた。たとえ隣に誰かがいたとしても心はいつも一人きりだった。
  それでも顔は微笑みを浮かべ、そんな自分が当たり前になっていて。
  麻痺している私を誰かが救ってくれるのだろうか。
  それともこのまま時間だけが過ぎていくのだろうか。
  期待と不安を抱きながら今日もひとり在り続ける。

 ■レイス・ダルト   ルティ編

  ひとりでいるのも悪くないけどひとりでいるだけじゃ物足りない。
  慌しい毎日を過ごしていると気持ちもその度振り回される。
  一体何がどうなっているんだろうな。
  そんなに流されやすい方じゃないとは思っているがこれも天命なのか?
  いいや、そんなことある訳ない。
  やっぱり俺は俺の意志でその時その時を過ごしているんだ。
  それともそう思わされているだけなんだろうか。

□傍にいて

 ■リュークエルト・ドラグーン 

  いつの間にか傍にいるのが当たり前になっていた。
  君の姿が見えない、声が聞こえないことがこんなに寂しく思えるなんて。
  贅沢な望みかもしれないけれど早く俺の傍に戻ってきて欲しい。
  それが俺の唯一で最大の望み。

 ■ヴァルアス・ヴォルフガング

  それで俺から逃げたつもりか?まだまだ甘いな。
  おまえがどんなに遠く離れたって俺は探し出して見せるさ。
  だから……逃げてみろよ。
  必ず俺の傍に連れ戻してみせるから。

 ■ルティ・フェニキア 

  何が気にいらないんだ、まったく。この僕がわざわざここで待っているっていうのに。
  いいか。早く戻って来い!……ちゃんと待っていてやるから。

 ■サーシェス・サンフィールド

  それで私の気を引いているつもりか?
  おまえがそういうつもりなら私もそれ相応の手段に出るだけだ。
  それでもいいのなら勝手に逃げ続ければいい。



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