四大精霊
清き水の流れ時のごとく あらゆる罪を洗い流す
逆らうことなく身を任せれば まるで木の葉のように流れ行く
ただしひとたび心乱れれば 何処(いずこ)へいくか予想もつかぬ
捉え所ないものなり
燃えさかる炎留まるところを知らず 目に見ぬ穢れを浄化する
強さに惹かれ近づけば この身全てを焼きつくす
滅び行くのも成り行きならば 再び生まれるも自然の理である
時の中での繰り返し
広がる大地心を写しとるもの 命あるものの心のあらわれ
求めることも願い過ぎれば 引き換えの代償は大きなものとなる
恵みが目に見えなくならないように 感謝の気持ちを再び返す
大切な営みのかたち
自由なる風永遠に近づくもの 身も心も奪い去るもの
大いなる力振るうのは 優しさを与えるため
全てを包み込む寛大さは 過ぎ去り続けるもの故
様々に変わり留まる事を知らぬは 気高さと孤高のしるし
万物は自然の恵みに依りて生かされし
世界が乱れればそれに順ずるものなり
人の心も同じと理解するべし
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