追想 


孤独にさいなまれて苦しむ僕に 

君は手を差し伸べてくれた 

不安になる前に求めていたものを 

目の前にして迷わずその手を取った 


掴まえていたはずのものが  零れても知らない振りをして 

脇目も降らずに夢中になって追いかけていたのは

昨日までの自分と違う自分に出会えると思ったから

だけどそれだけじゃなくて

素直な自分と信じられるものを見つけたかったんだ



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