素顔のこころ  


自暴自棄になっていたあの頃

本当はさびしさからそんな態度をとっていた

自分ですら気付かなかった気持ち  叩きつけてくれたこと

今なら素直に感謝できる


そんなガラじゃないって  反論を無言で封じ込めた

その何の警戒心もない笑顔だけで

変わっていく自分を受け止めることができたのは

ずっと側でみていてくれたから

肩ひじはらずに自然でいられたんだ


簡単に優しくなんかできやしない  たとえ願っていても

気がついた時には言葉が口から出ていた

後悔したって取り消すことはできない  わかっていたはずなのに

そんな自分を責め続けて大切なこと忘れていた

本当の自分を見ていてくれてたってこと

罪の意識に囚われ続け  自分だけが楽になりたくて

わからないふりしてたんだ  時が移り心も変わり続けるってこと


ほんの少しの勇気があれば変わることができる

勢いだって成り行きだって  何だっていいんだから

いつもの自分と違ったって  それだけ必死だってこと

必ず感じとってくれているから

何もしないであきらめることだけはしたくない

でも 願わくば同じ気持ち抱きしめたい

一緒にずっといたいから



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