喪失回帰



これ以上何も言わないで　　重ねていく言葉空ろに聞こえて

あなたを信じられなくなってしまう

目の前にいるはずなのに　　まるで遠くにいるようで

あふれてくる涙　　止まることなく流れ落ちる


行かないで　　独りにしないよって言ったのに

信じたい気持ちまで私から奪って行くの？

やっぱりって心のどこかで思っても

本当はそんなに簡単なことじゃない


いつかそのときがくるとわかっていても

信じたくない気持ちがあるの

ふたつの想いのぶつかりあいが胸の痛みを強くする

それでもどうしても捨てられない

私に宿り続けるあなたへのこころだけは



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