流れて行く雲の群れを  追いかけてくように走り続けてる

登りつめた丘のうえで  掴み取るように両手を伸ばした


風が頬を撫でても物足りない気持ち

どこから沸いてきてどこへ行くのかわからないけど


青空を見上げていたら真っ白な想いが不思議と募ってきたけど

そのまま放っておいて


伝い落ちて行く雫  冷たいはずなのに

周りのあたたかさを感じたように  私をあたためてくれた



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