捜し求めて


失ったものを捜し求め　　未知なる世界へと歩き出す


見えない明日に不安ばかり抱いて

できることさえ自分で壊していた

寂しさに震え進めなかった

そんな僕に君がくれたのは


特別なものじゃないけれど

君と一緒に過ごした時間

自然でいて大切なこと

他に変えられるものは何もない


帰る場所などないと言っていたけれど

理由をつけてでも戻って来たくなった

はじめのこと覚えているから

たまには意地を張りたくて


素直になれば楽になる　　

そんな簡単なことに　　失ってしまう前にやっと気づいた僕

捜し求めた先に待つのは　　ささやかで幸せに溢れた日々



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