光の欠片 


優しい指に恋焦がれて  いつの間にか自分を見失っていた

頬を伝う涙が悲しみを乗せて  記憶の果てへと攫って行く

何かを求めすぎて  光の欠片に気付かないでいた


忘れていたものを取り戻したい  たとえ傷ついたとしても

その時々に感じたもの心に包み込もう

いつか輝きへと変えるために



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