永遠の光

 ルティ編イメージ詩


全てを諦めてきた  脅えた心を隠して前に進まずに

過去の記憶へと想いを馳せて  進まない時間(とき)をただ一人見送った


まぶしい光とともに  それは突然終わりを告げた

僕の世界を開かせたのは僕の気持ちを動かしたのは  おまえだけ


頑なな心が溶けて行く  距離を縮めるようにゆっくりと

おまえの眩しい笑顔があれば  立ち止まった場所から歩いて行ける


隠してきた心の痛み  何をどうしていいのかわからなくて

間違っていたことにさえ気付かずに  ただ怖れるだけで自分自身をも拒んでいた


最悪と最高のものが  逃れることをさせず追い詰めた

苦しみと喜びの狭間に  希望を見出せたのはおまえがいたから


月の光が僕を狂わす  何もかもを壊すように

おまえへの気持ちがなければ  絶望の淵へと落ちていくだけだった


初めて与えてくれた微笑みと幸せ  一人では感じなかった満ち足りたもの

おまえが傍にいてくれたから掴むことができた  永遠の光を



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